日本の住宅では木造軸組み工法で建てられた住宅が多く、最近では枠組み(2×4)住宅も増えています。鉄骨・RCは、従来のビル、マンション、公共施設などに多く用いられてきましたが、最近では住宅建築にも多く用いられるようになってきました。
日本は地震国でもあり、建物の強度がかなり重要で、常に耐震住宅が求められています。強度面から見ると、『RC > 鉄骨 > 木造』の順となります。ただし、最近では鉄骨・木造も耐震住宅や免震住宅などいろいろと研究されており、強度の強い住宅が主流となってきています。
木造建築は通常2階建てが多く、3階建ての場合は、構造計算が必要となります。鉄骨造・RC造の場合も、構造計算が必要となります。

木造建築 軸組工法 柱を軸として建てる工法(在来工法) 一般的
枠組み工法 壁パネルで建てる工法(2×4工法) 欧米から来た工法
鉄骨建築 軽量鉄骨 軽量な鉄骨を用いて建てる工法 プレハブ・ユニット
重量鉄骨 太い鉄骨を軸とした工法 3階建て以上
RC工法(鉄筋コンクリート) 鉄筋を組んでコンクリートで固める工法